企業や業界を横断した協力する場を創出することを目指し『世界を公正に。』を掲げて活動するACSiON(アクシオン)の視点から、不正対応における実行力を向上させるための考え方等を連載していきます。

執筆者:
株式会社ACSiON 代表取締役CEO 安田 貴紀
(元 セブン銀行 金融犯罪対策部 次長、初代 7BK-CSIRT リーダー)
第12回 疑わしい取引の届出
2020.06.16
疑わしい取引の届出は、金融機関のコンプライアンス部門などでは「ウタトリ」という略称で呼ばれることが多い。この言葉は、金融機関等の特定事業者でない方は、なかなか耳にする機会は少な...
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第11回 「不自然さ」の兆候を実感する
2020.06.09
不正対策(金融犯罪対策)の担当者は、法令やガイドラインを理解することや専門書を読んだりすることよりも、まずは何でもよいので自分自身で手を動かして分析をし、仮説を立て検証を行い...
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第10回 IPアドレスを金融犯罪対策(AML)にて活用
2020.06.02
不正口座(不正アカウント、なりすまし入会など)を早期に見つけ出すには、細部に出る攻撃者の"不自然さ"を捉えることがポイントになる。ここでは、各種法令や業界ガイドライン等で求めら...
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第9回 不正対策のカギは"不自然さ"
2020.05.26
クレジットカードのなりすまし入会や第三者不正入会、銀行や証券における架空名義による不正口座(マネロン)、EC詐欺など攻撃者による不正利用を目的とした攻撃の未然防止をすることや...
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第8回 手口の巧妙化
2020.05.19
日々、攻撃の手口が巧妙化や進化している。私がはじめてセブン銀行の金融犯罪対策部で不正利用対策(当時、AMLとサイバーセキュリティの両方を担当していた。)に関わった当初の頃を振...
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